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表紙に写真を入れず、文字だけの箔押しアルバムを作りたい。注文前に何を決める?

この記事の目次
  1. 写真を表紙に使わないなら箔押しプランを選ぶ
  2. 黒地に金文字か白地に銀文字かを決める
  3. 表紙の箔押し書体と本文のフォントを分ける
  4. タイトル・補足・背文字を別に整理する
  5. 文字を縮める前に本の判型を決める
  6. 本文の写真とページ数を表紙とは別に組む
  7. 開始時の指定と制作前のレイアウト確認を分ける
  8. 自由なロゴや書体が必須なら選び直す

写真は中のページにまとめて、表紙には短いタイトルだけを置きたい。文字は普通のカラー印刷ではなく、箔押しにしたい。そんな一冊には、フジフォトアルバムの「箔押しアルバム」が候補になります。

このプランは、表紙と背表紙の箔押し文字を指定し、本文の写真は自分で編集する形です。注文前に決めるのは、表紙の色、箔押しの書体、入れる文字、本のサイズと本文ページ数。とくに、本文で選べるフォントをそのまま表紙の箔押しに使えるわけではない点を押さえると、作りたい表紙が注文範囲に収まるか判断できます。

写真を表紙に使わないなら箔押しプランを選ぶ

フジフォトのオリジナルフォトアルバムには、表紙へ写真などを印刷するタイプと、文字を箔押しするタイプがあります。今回の希望に合うのは後者です。「表紙に写真を置かなければ同じ」と考えず、表紙の仕上げとして箔押しアルバムを選びます。

写真を印刷する表紙に、金色に見える文字画像を置くことと、箔押しの文字を指定することは別の注文です。画面で似た配色を作れても、仕上げの種類まで同じにはなりません。文字の色だけでなく、表紙へどう加工する商品なのかを見て選びましょう。

箔押しプランでは表紙と背表紙に文字を指定できます。表紙には本の内容が伝わるタイトルを、背表紙には棚に並べたときに見分けるための短い文字を置く、と役割を分けられます。具体的な指定範囲は、フジフォトのアルバムプラン案内に掲載されています。

「文字だけの表紙」は、中身まで文字中心にするという意味ではありません。表紙は文字で整え、開いた先に写真を見せる一冊を作れます。表紙にする代表写真を一枚に絞れない場合も、本文の中で複数の写真を見せる構成に切り替えられます。

黒地に金文字か白地に銀文字かを決める

箔押し表紙の組合せは、黒い地に金色の文字、または白い地に銀色の文字です。好きな表紙色と箔の色を自由に組み合わせる前提ではなく、この二つの組合せから選びます。

まず、表紙を閉じたときにどちらの印象で持っておきたいかを考えます。黒地と金文字を選ぶなら、その組合せを軸にタイトルの長さや書体を整えます。白地と銀文字を選ぶなら、文字を詰め込まず余白を残したいかなど、表紙全体の見せ方を考えられます。ただし、画面上の見本だけで実物の光の反射や質感が完全に分かるわけではありません。

本文の写真が明るい色だから必ず白地、夜景が多いから必ず黒地、と結び付ける必要はありません。表紙には写真を印刷しないため、写真そのものの色と背景色を細かく合わせるより、その本をどんな外観にしたいかで決めやすくなります。

既に持っているアルバムと並べるなら、同じようにそろえたいのか、今回の一冊を見分けたいのかも選ぶ理由になります。閉じた状態での好みと識別のしやすさを整理して選びましょう。

表紙の箔押し書体と本文のフォントを分ける

公式の箔押し案内では、明朝体とゴシック体はそれぞれ一種類です。また、欧文の箔押しは明朝体のみで、ゴシック体には対応しないとされています。アルファベットのタイトルをゴシック体で入れることが必須なら、ここで希望と仕様が合わないと分かります。

一方、本文編集ではGoogleフォントを使う案内があります。本文の書体見本がたくさん並んでいても、その選択肢がすべて表紙の箔押しに使えるわけではありません。表紙の加工用書体と、写真に添える本文用フォントを、別の欄にメモしておくと混同を避けられます。

たとえば本文の写真説明を丸みのある文字にしたい場合も、表紙まで同じ丸い書体で箔押しできるとは考えないようにします。表紙は対応書体で短いタイトルにまとめ、本文では読みやすい書体を選ぶなど、場所ごとの役割を優先できます。

人名や地名を入れる場合は、選んだ書体の見た目だけでなく、使いたい文字が扱えるかも確認事項です。とくに異体字や記号を含むタイトルを、普通の文字と同じ感覚で確定しないでください。本文画面で表示できることだけを根拠に、箔押しでも同じ字形を使えるとは判断できません。

タイトル・補足・背文字を別に整理する

文字を考えるときは、最初から行数を埋めるのではなく、本を見分けるために必要な情報を書き出します。表紙でいちばん目立たせたい名前、補足したい内容、背表紙だけでも分かる短い呼び名の三つに分けると、文字の役割が整理できます。

旅行の写真なら、主なタイトルを「旅の写真帳」、補足を訪れた場所や季節にする、といった案が考えられます。行った場所を全部並べるより、表紙に置く名前を短くし、細かな訪問先は本文の最初に載せる方法もあります。これは文言を整理する例であり、そのままの文字配置が確約されるわけではありません。

箔押しは標準で7行の印字が案内されていますが、7行すべてを使うために情報を増やす必要はありません。タイトルと補足で内容が伝わるなら、少ない行で指定する方向を考えられます。空白や改行を使って細かな位置まで自由に制御できる、とまでは考えず、希望する行分けを分かる形にまとめます。

背文字は、表紙の全文をそのまま写すより、棚から選ぶときに必要な言葉へ絞ると整理しやすくなります。同じ名前の写真帳を続けて作るつもりなら、巻ごとに見分ける言葉を何にするかも決めておきましょう。表紙用と背表紙用の文言を別々に書き、入力時に取り違えないようにします。

文字を縮める前に本の判型を決める

タイトルが長いからといって、すぐに小さな文字へ変更するより、まず本の形と大きさを決めましょう。箔押しプランにはA4縦、A4横、B5と、サイズの異なる三つの正方形があります。写真を縦に大きく見せたいか、横方向へ並べたいか、正方形でまとめたいかも含めて選びます。

公式の仕様ページでは、A4縦の本文寸法は210×297mmと案内されています。この数字は本文の大きさであり、表紙の外寸として本棚の空きと照合する数字ではありません。写真を配置する面の広さと、完成した本の外側の大きさは分けて見てください。フジフォトの仕様案内

箔押し文字の案内には、A4縦の場合、初号では一行12文字以内、1号では一行17文字以内という条件があります。たとえば一行に入れたい文言が13文字なら、初号の12文字という範囲を超えます。文言を短くするか、意味の切れ目で行を分けるか、文字サイズを見直すかを考える場面です。

ただし、この数をA4横や正方形にもそのまま当てはめることはできません。また、文字数が収まることと、希望する配置の細部まで実現できることも別です。判型と文字サイズを決めたうえで、使う文字列と行分けを具体的に伝え、加工前のレイアウト確認へ進めます。

長い地名や説明を残したい場合は、短くした結果、何の本か分からなくならないかも見ます。表紙では大きな題名だけを示し、正式な名称は本文の扉に入れる、と役割を分ければ、表紙の一行へすべて収める必要がなくなります。

本文の写真とページ数を表紙とは別に組む

表紙の案が決まったら、中に入れる写真をページへ振り分けます。箔押しアルバムには8・12・24・36・48ページの選択肢があります。表紙を文字だけにするから本文も少なくする、という関係ではなく、写真の見せ方から必要なページ数を考えます。

表紙に写真を入れない分、最初に開いたところに代表写真を大きく置く案が考えられます。続いて場面ごとの写真を並べ、最後に全体を締める一枚を置く、と先に役割を決めると、写真の総数だけでページ数を選ばずに済みます。

たとえば四つの場所を載せたいなら、まず各場所で大きく見せたい写真を一枚ずつ選びます。その後、同じ場所の補足写真を何枚残すか考えます。代表写真を小さなコマへ押し込まなければ収まらないなら、写真を絞るか、ページ数を増やすかを比較できます。逆に似た写真で空きを埋めるくらいなら、少ないページで構成が成立するかを見直せます。

この段階で、表紙の補足から移した正式名称や短い説明を、本文のどこへ置くかも決めておきます。写真の配置がすべて終わってから長い説明を追加すると、見せたかった写真の場所を取り直すことになります。写真と文字の役割を先に分けてから、選んだページ数の中へ配置しましょう。

開始時の指定と制作前のレイアウト確認を分ける

箔押しプランでは、作成を始めるときに箔押しの文言を入力する案内があります。本文を編集し終わってから表紙の題名を考えるつもりでは、最初の入力で迷いやすくなります。表紙用の文言、行分け、希望書体、背表紙用の文言を先に一か所へまとめておきましょう。

箱も必要な場合は、アルバム作成の最初に選ぶオプションとして扱います。公式案内では、注文開始後には変更できないとされています。ケース付きの商品だと思い込まず、写真集だけが必要なのか、箱も一緒に用意したいのかを開始前に決めます。

本文はブラウザで編集する注文方式です。写真データの準備や入口は、フジフォトの注文ページで確認できます。本文用の画像はJPEGの案内に沿って用意し、使う写真と表紙用の文言を混ぜずに準備しておくと、入力するものを把握しやすくなります。

箔押しは、実際の加工へ入る前に、事業者からレイアウトの確認が行われます。本文のプレビューを見たことだけで、表紙の加工内容まで確認済みとしないようにします。レイアウトの確認では、文字の抜けや誤字だけでなく、表紙用と背表紙用の内容、行の区切り、希望した書体や文字の大きさを見ます。

細かな配置を自由に指示できるサービスではないため、何度も直しながら最終案を作る前提にせず、最初から決めたい文言をそろえておくことが役立ちます。なお、本文の確認では写真の向きやページ順、写真説明の誤字を見ます。確認対象が違うので、表紙と本文を分けて見直すと抜けを探しやすくなります。

自由なロゴや書体が必須なら選び直す

文字だけの表紙が希望でも、指定ロゴをそのまま箔押ししたい、手持ちの任意フォントを使いたい、欧文をゴシック体で加工したい、といった条件が必須なら、このプランをそのまま当てはめることはできません。対応書体の文字を指定する範囲と、自由な図案を加工する注文は分けて考えます。

文字の配置や図案を自分で細かく作ることを優先するなら、写真などを印刷できる表紙のプランへ選び直す方法があります。その場合は箔押しではなく印刷仕上げになります。加工の種類と配置の自由さのどちらを優先するかを決めます。

フジフォトの箔押しアルバムが合うのは、黒地に金文字または白地に銀文字から選び、対応する書体と文字量で表紙をまとめたい場合です。表紙と背文字の文言、本の判型、本文ページ数、箱の要否が決まったら、公式の箔押しプラン案内から注文条件を照合して進めてください。

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