フォトブック

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少ない写真で短い一冊を作りたい。糸綴じのフォトブックでページ数と形を選ぶには

この記事の目次
  1. 短い糸綴じのハードカバーならDXを候補にする
  2. 写真の枚数より、見せたい場面の数からページを決める
  3. 糸綴じの開き方を、合紙の平らな見開きと分ける
  4. 三つの形は、表紙より本文の寸法で写真を当てはめる
  5. 表紙の光沢と本文のニスを、同じ仕上げだと思わず選ぶ
  6. 写真を増やさず、短い一冊の流れを読み直す
  7. PCで最終ページ数と配置を確かめて注文する

残したい写真はそれほど多くない。似た写真を足して厚いアルバムにするより、一つの出来事を短くまとめて、表紙のある本にしたい。そんなときは、写真を何枚入れられるかだけでなく、少ないページでどんな流れを作れるかから商品を選べます。

MyBookのDXは、12・20・28ページから選べる糸綴じのハードカバーフォトブックです。正方形・縦長・横長があり、パソコンの専用ソフトで編集します。短い一冊に向く条件を、ページの配分、製本、本文の寸法、仕上げの順に確認していきましょう。

短い糸綴じのハードカバーならDXを候補にする

MyBookのDXは、中央のページを糸で縫って綴じるタイプのフォトブックです。表紙はハードカバーで、ページ数は12・20・28ページの三種類。たとえば、一度の外出や一つの趣味の作品を、短い写真集としてまとめたいときに候補になります。

最初に分けておきたいのは、ページ数と写真枚数です。12ページの商品だから写真を十二枚用意する、と一対一に決まるわけではありません。DXは専用ソフトで自由にレイアウトでき、一枚を大きく置くか、複数を組み合わせるかによって、一冊に使う写真の数が変わります。

そのため、手持ちの写真が少ないという理由だけで、すぐに12ページへ決めなくてもかまいません。二枚の写真をそれぞれ大きく見せたいのか、同じページで見比べたいのかで必要な面が違います。逆に、写真が二十枚あるから必ず20ページ必要ともいえません。枚数より先に、見せたい単位を考えることが、この商品の選び方につながります。

作成方法も条件の一つです。DXはパソコンへ「こだわり作成ソフト」のMyBookEditorをダウンロードして作ります。スマートフォンだけで編集と注文を済ませたい人には、この経路は合いません。写真がスマートフォンにある場合も、パソコンで編集に使えるように準備することを含めて選びましょう。

短い糸綴じの本、硬い表紙、パソコンでの配置。この組み合わせが希望に合うなら、次にページ数を考えます。最も少ないページの商品を探し続けるより、選んだ写真が一冊としてまとまるかを確かめる段階へ進めます。

写真の枚数より、見せたい場面の数からページを決める

ページ数を見積もるには、写真を「冒頭で伝えること」「中心に見せること」「最後に残すこと」に分ける方法があります。これは構成を考えるための提案です。撮影順にすべて並べる以外の整理の仕方として、短い本に必要な場面を見つけます。

たとえば、散歩先の花をまとめるなら、最初は場所の様子、中心は気に入った花、最後は帰り道の景色という流れが考えられます。同じ花の写真が何枚あっても、すべて同じ役割なら、枚数の多さがそのまま内容の厚みにはなりません。引いて撮った一枚と近づいた一枚に別の役割があるかを見て、残す写真を決めます。

12ページを検討する際、三つの場面へ四ページずつ割り当てるメモを作ることもできます。合計を十二の面に収めるための配分例であり、必ず同じページ数ずつ使うという決まりではありません。冒頭を短く、中心を長くする構成でもよいでしょう。実際の最初と最後の表示や左右の組み合わせは、編集画面で確かめて調整します。

12ページに置いてみて写真が詰まりすぎるなら、20ページを検討する理由が生まれます。その場合は、増える八ページで何を変えるかを考えます。二枚並べた場面を一枚ずつ見せる、場面の移り変わりに説明の面を設けるなど、見る速さや写真の大きさが変わる使い方です。空いたところに似た写真を足すだけなら、短い構成のままのほうが目的に合うこともあります。

20ページから28ページを選ぶ場合も、増える面の役割を先に決めます。DXの選択肢はこの三段階なので、十四ページや二十二ページへ自由に合わせる前提にはできません。内容に合う段階を選び、必要なら一枚の見せ方を調整する、と考えると、写真を増やすためにページを埋める作業になりにくくなります。

糸綴じの開き方を、合紙の平らな見開きと分ける

DXの公式説明では、中央ページを糸で縫って綴じる、ページが開きやすい製本とされています。少ないページを本としてめくる形ですが、この「開きやすい」を、見開きが完全に平らになるという意味へ置き換えないことが大切です。

紙を貼り合わせる合紙製本で、本文が180度フラットに開くと案内される商品とは、製本方式が異なります。一枚の風景を左右いっぱいに広げ、中央も平らに見たいことが最優先なら、開き方を明示した別の仕様を確認してください。糸綴じだから必ず中央で写真が失われない、どのページでも同じように開く、とまでは判断できません。

少ない写真をDXへまとめるなら、一枚を片側のページの中で完結させる配置から考えられます。左に場所全体、右にその場所の細部というように、二枚を見比べる組み方です。一枚の画像を中央へまたがせなくても、二つの面を一つの場面として見せることはできます。

人物を大きく使う場合は、残したい顔や手の位置を、綴じ目にかかる前提で決めないようにします。余白を設けた配置や、片側へ収める配置を試し、人物全体を見せたいのか、表情を中心に見せたいのかに合わせます。これは配置の考え方であり、特定の余白寸法を取れば必ず欠けないという保証ではありません。

短い本でも、中央を横切る写真を何枚も使う必要はありません。一枚ずつの面をめくること自体を流れにできるなら、糸綴じの本として組む目的がはっきりします。大きな一枚の平坦な見開きが必要か、複数の面を順に見たいかを、製本を選ぶ時点で分けておきましょう。

三つの形は、表紙より本文の寸法で写真を当てはめる

DXには、正方形の188S、縦長の263T、横長の140Yがあります。写真の配置を考えるときは、商品名の数値や表紙の外寸だけで選ばず、本文の寸法を使います。公式ページも、外寸は表紙、内寸は本文の寸法と区別しています。

188Sの本文は縦182mm×横182mmです。縦写真と横写真が混ざる一冊なら、まず正方形の面へそれぞれを置き、周りにどれくらい余白を残すかを考えられます。縦横どちらの写真も全面へ同じように収まるわけではないので、切り取りを抑えるか、大きさを優先するかを一枚ずつ決めます。

263Tの本文は縦255mm×横180mmです。縦に伸びる作品や、立っている人物を一つの面で見せたい場合に、縦長の形を試せます。横写真も使えますが、全体を残して置くと上下に余白が生まれる配置になります。その余白を含む見え方が、前後の縦写真と合うかを確認します。

140Yの本文は縦134mm×横184mmです。横に広がる景色や、横並びの場面を片側のページに収めたいときの候補になります。ただし、横長であることと、大判であることは同じではありません。小さく写った人物まで大きく見せたいなら、形の向きだけでなく、この本文寸法でどこまで見せられるかを考えます。

三つの形に迷ったら、一冊の中心に置く写真を二、三枚選び、本文寸法に合わせた紙へ配置の輪郭を描いてみる方法があります。縦写真を残すために横写真が小さくなりすぎないか、横写真を大きくするために縦写真を切りたくなるかを見るためです。手元の紙は大きさの比較用で、印刷時の切り取りや余白の指定は編集画面の案内に従います。

表紙の外寸は188Sが188mm×187mm、263Tが263mm×186mm、140Yが140mm×190mmです。棚へしまうときや本を手に持つ姿には外寸を使い、写真を置く面には内寸を使います。外側が大きい分をそのまま写真の表示範囲へ足さないことが、注文前の見積もりで役立ちます。

表紙の光沢と本文のニスを、同じ仕上げだと思わず選ぶ

DXの表紙仕上げは光沢のあるラミネート加工、本文仕上げはニスです。硬い表紙の本という条件に加えて、閉じたときの表紙と開いたときの写真で、加工が異なることも選ぶ材料になります。

表紙をつや消しにしたい、表紙と本文を同じラミネート仕上げにそろえたいという希望があるなら、DXの商品仕様だけでその希望を満たすとはいえません。写真の選択で加工の種類は変えられないので、まず表紙の光沢と本文のニスという組み合わせに納得できるかを確かめます。

公式では、本文のニス加工を、紙や印刷の質感を残す光沢感のある仕上げとして紹介しています。画面上の写真から、その加工の見え方まで同じように再現できるわけではありません。仕上げの印象が購入を左右するなら、公式の加工説明や商品例を見て、表紙の説明と本文の説明を別々に確かめましょう。

少ない写真で作る本の表紙には、一冊の内容が伝わる一枚を選ぶ方法があります。本文とは別の写真を無理に探すより、代表する場面を表紙へ使うかを検討します。同じ写真を本文でも使うなら、表紙では全体の印象、本文では細部をゆっくり見る、という役割を持たせられるかが判断になります。

表紙だけに使った写真が本の中心を予告しているのに、本文が別の内容ばかりでは、入口と中身が離れてしまいます。閉じた本を見た後に最初のページを開くつもりで、表紙と冒頭を続けて確認してください。表紙を含めて短い写真集の流れを作ると、残したい写真が少なくても、一冊のまとまりを考えられます。

写真を増やさず、短い一冊の流れを読み直す

こだわり作成では、白紙から配置を考える方法と、テンプレートから始める方法があります。テンプレートは、そのデザインに対応するフォトブックの種類やサイズを選ぶ流れです。気に入った図柄があっても、作りたいDXの形に対応するかを、最初に確かめます。

公式の手順では、テンプレートの各パーツを移動したり、削除・追加したりできると案内されています。写真枠が多いデザインを選んだとき、枠の数に合わせて写真を増やすことだけが方法ではありません。必要な場面が伝わる配置へ調整できるかを考え、少数の写真から始めた目的を保ちます。

読み直すときは、まず各ページが何を伝えるかを短い言葉にしてみます。「出掛けた場所」「一番見せたい作品」「帰り道」というように役割を付け、同じ役割の面が続いていたら、写真の違いが見る人に伝わるかを見ます。似た構図でも、時間の変化や表情の違いを見せたいなら、並べる理由はあります。

逆に、空いていたので同じ写真をもう一度置いただけなら、残す意味を問い直せます。その一枚を外す、写真を大きくする、短い説明を置くなど、必要な情報に合わせて整える方法があります。余白をすべて埋めることを完成の条件にしなければ、写真を増やさずに一つの場面を見せられます。

最後の面も、余った写真の置き場所にしないようにします。帰り道の景色で終えるのか、主役の一枚へ戻って終えるのかで、閉じたときに残る印象が変わります。途中保存を使って一度編集を離れ、表紙から終わりまで順に見直すと、配置の細部を直している間には気づきにくかった流れを確認できます。

PCで最終ページ数と配置を確かめて注文する

作り始める前に、公式のこだわり作成の手順から、パソコンへソフトをダウンロードして編集し、注文へ進む流れを確認できます。Windows版とMac版の案内があるので、手元のパソコンに対応する動作環境を確認して準備します。

ソフトでは、白紙から新規作成するか、テンプレートから作成するかを選び、フォトブックの種類、サイズ、ページ数を決めます。写真をまとめたフォルダを開いて配置し、途中保存をしながら編集できます。DXを選んだこと、予定していた形とページ数であることを、写真を置き始める前に照合しましょう。

完成に近づいたら、写真の枚数だけでなく、各面の役割と配置を見ます。人物の切り取り、中央にまたがる部分、表紙と本文のつながり、最後の面が意図どおりかを確認します。本文の形を変えた場合は、縦横の違いが写真の見せ方に影響するので、以前の配置の印象だけで決めないようにします。

公式手順では、ソフトの「注文する」から作成ファイルをアップロードし、マイページの注文可能なファイル一覧へ保存した後、対象のファイルを選んで注文画面へ進みます。注文にはユーザー登録・ログインが必要です。ソフト上の編集を終えたことと、注文を確定したことを分けて把握してください。

アップロードした後に直したい箇所を見つけた場合は、ダウンロードソフトで編集し、改めてアップロードする手順です。マイページ上にある以前のファイルを、そのまま最終版として選ばないようにします。注文へ渡す一冊が、最後に確認した内容であることまで照合すると、構成の見直しが仕上がりにつながります。

12・20・28ページのどこで内容が完結するか、三つの本文形状のどれで写真を見せたいか、糸綴じと仕上げが希望に合うか。この条件が決まったら、DXの公式ページから対応するPCソフトへ進めます。少ない写真を増やす前に、一枚ずつの役割を確かめながら、短い一冊を組み立ててみてください。

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同じかたちの、別の選び方