フォトブック
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紙で残っている写真を一冊の写真集にしたい。データ化してから注文するには

この記事の目次
引き出しや古いアルバムに残っている紙の写真を、家族が見返しやすい一冊にまとめたい。そんなときは、紙写真を画像データにしてから、写真の大きさや説明文を自分で配置できるフォトブックを選ぶ方法があります。
硬い表紙の本として残すなら、マイブックのART-HCをPCのMyBookEditorで作る方法が候補です。ただし、最初に決めたいのは本の表紙よりも、元の写真の何を残すかです。写真だけを新しく並べるのか、台紙の手書き文字や余白も見せたいのかによって、データ化の準備が変わります。
紙写真を画像にしてから、ART-HCへまとめる
マイブックの公式コラムでは、紙写真をスキャナーや複合機でデータ化し、その画像からMyBookEditorでフォトブックを作る流れが紹介されています。ここで注文するのは、画像を配置して印刷した本です。紙の写真を入れる空のアルバムを買う方法や、原写真を郵送して製本を任せる方法とは区別しましょう。紙写真のデータ化とフォトブック作成の案内
ART-HCはハードカバー・無線綴じのフォトブックで、PCのこだわり作成に対応しています。写真ごとに置く大きさを変えたり、説明を別の文字として添えたりする一冊を考えるなら、この編集経路が候補になります。以下はWindows版MyBookEditor5で画像を用意して配置する流れを前提にします。ART-HCの商品と作成方法
まず、使いたい紙写真を画像にできる環境があるかを確かめます。スキャナーがあるというだけでなく、写真を読み込み、保存した画像をPCで開くところまで確認しておきます。画像の準備を別の人へ頼む場合も、どの写真をどんな単位で受け取るのかを決めてから本の編集へ進むと、作業を引き継ぎやすくなります。
原写真が台紙へ貼り付いている場合は、個別画像にするために無理にはがすことを前提にしません。公式コラムでも、アルバムごと読み込むと紙面と読み取り面の隙間でぼける場合があると説明されています。取り外す方法を考える前に、その状態で得られる画像を見て、本へ使えるかを判断しましょう。
写真一枚を残すか、台紙の一面を残すか決める
写真そのものを見せたい場合と、元のアルバムの雰囲気を残したい場合では、画像にする範囲が違います。人物の表情を新しい本で大きく見せたいなら、写真ごとの画像が扱いやすくなります。写真の並び方や手書きの説明も思い出の一部なら、台紙の一面をまとめた画像を残す方法が考えられます。
たとえば、旅行の写真が四枚並び、その下に訪れた場所が手書きされている台紙です。四枚を別々に切り出せば配置は変えやすくなりますが、どの説明がどの写真に付いていたのかが分かりにくくなることがあります。台紙全体の画像を参照用に残し、本には個別写真と読み直した説明を配置する、と役割を分ける方法もあります。
反対に、台紙を丸ごと一枚の画像として使うと、面全体の配置を保ったまま、その中の写真一枚だけを大きくすることはできません。新しいページへ面全体を縮めて置けば、小さな写真や文字も一緒に小さくなります。元の配置を残すことを優先するのか、写真の内容を見やすく並べ直すのかを先に決めましょう。
参照用の全体画像と、本に使う個別画像は分けて管理します。同じ写真が複数のファイルに入っていても、それぞれの役割が分かれば、うっかり同じカットを何度も本文へ載せるのを避けやすくなります。全体を残したから必ず本へ全部入れる、という必要はありません。
台紙の左右が一続きの説明になっている場合は、見開きで一組として読めるかも考えます。一方に集合写真、もう一方に人の名前があるなら、画像を分けて配置する場合でもその対応は保ちたい部分です。単純にファイルの順で並べるより、読者が行き来しなくても理解できる組を作ります。
代表の数枚を読み込み、本で見せる大きさを試す
すべての写真をデータ化する前に、状態の違う数枚で画像と配置を確かめます。小さな写真、白い縁のある写真、台紙ごと残したい面などを選ぶと、同じ準備で進められる部分と、個別に考える部分が見えてきます。
保存した画像をPCで開き、傾き、反射、ぼけ、余計な背景を見ます。画像になっていれば本へ使えるとは限りません。顔の上に光が反射していたり、台紙の中央だけ不鮮明だったりするなら、ページの装飾を考える前に読み取りを見直します。原写真にもともとあるぼけと、今回の読み取りで生じたぼけも、見比べて区別します。
MyBookEditor5では写真フォルダを読み込み、画像を編集エリアへ配置できます。画像にカーソルを合わせると画素数なども確認できます。保存した画像が想定どおりの大きさかを見たうえで、本の中で使いたい寸法へ置いてみましょう。画像の読み込み・情報表示・配置
小さな紙写真をページいっぱいに拡大する案と、余白を残して小さく置く案では、見える粗さや細部の印象が変わります。MyBookEditor5の注意事項では、画像の拡大率が基準を超えるとアラートが出ると案内されています。アラートが出たら、より大きい画像を用意できるか、配置を小さくするかを考えます。アラートがないことだけで鮮明さを保証するものではありません。画像サイズと仕上がりの注意事項
画像の画素数を後から増やしても、原写真に写っていなかった細部が取り戻せるわけではありません。元の写真の表情や雰囲気を残すことが目的なら、大きな表紙に使う案を見直し、小さな写真として余白の中へ置く選択もできます。代表画像でこの判断を済ませると、残りをどのように準備するかが具体的になります。
古い写真の縁を残すか、新しいページの余白にするか選ぶ
紙写真の白い縁まで読み込むと、その縁も画像の一部になります。新しい本の白いページとは別の物なので、ページの上へ置いたときに、元の紙の色や斜めの端が見える場合があります。白い部分が二重に見えるから失敗と決めつけず、その縁を残したい理由があるかで選びます。
日付や短い言葉が縁へ書かれた写真なら、縁を含めて見せる意味があります。写真の形や古い印画紙の雰囲気も残したい場合は、端を切り落とさず、一枚の紙として見える配置を考えます。余白があるだけの写真なら、写真の内容を優先して切り出し、新しいページ側で周囲の間隔を整える方法もあります。
同じアルバムから取り出した写真でも、すべてに同じ切り取り方を適用しないようにします。一枚には何もなくても、次の一枚には端へ書き込みがあるかもしれません。先に縁を残す写真と、写真部分だけを使うものを分けておくと、編集画面での判断が揃いやすくなります。
画像をボックスへ入れる場合も注意が必要です。公式ヘルプでは、画像の短辺が枠に合うよう配置され、枠と画像の縦横比が違うと長辺側が切れたように見えると説明されています。画像自体には縁が残っていても、配置後の枠では隠れている可能性があります。書き込みまで見せたい写真は、枠の中の表示を確かめましょう。
ページの端や本の中央へ近づけすぎないことも、残したい情報に関係します。裁断される範囲や綴じ側で見えにくくなる位置を、仕上がり確認で見ます。紙写真の縁にある説明を残すために画像化したのに、新しい本でその部分が見えなくならないよう、情報のある側へ余裕を持たせる配置を考えます。
撮影時期が不明な写真は、分かる言葉でまとめる
データ化したファイルの作成日時を、昔の撮影日として使わないようにします。今回画像を保存した時点と、紙写真が撮られた時点は別です。ファイルが同じ日に並んでいることから、写真も同じ日に撮られたとは判断できません。
撮影時期がはっきりしない写真は、分かる場所や出来事でまとめる方法があります。自宅の庭、通っていた学校、旅行先など、確認できる情報を短い言葉で添えれば、正確な日付がなくても写真を読む手がかりになります。季節が写っているからといって、年まで推測して印刷する必要はありません。
昔の台紙に書かれた言葉を読み直すときは、写真との対応を確認します。ページ全体に付いた題名なのか、一枚だけの説明なのかで、新しい本へ置く位置が変わります。判読できない部分を埋めて文章を整えるより、読める情報だけを使う、元の手書き部分を画像として残すなどの方法を考えましょう。
家族に尋ねて分かった説明と、まだ確認できない説明は、編集用のメモで分けておきます。確認用に仮入力した年や名前が、そのまま注文する本へ残らないようにするためです。新しく書く説明は、昔の写真に最初から付いていた文字と混同しない位置へ置くと、読み手にも関係が伝わります。
ページを完全な年代順にできなくても、本の流れは作れます。場所ごとに章を分け、その中で順序が分かる写真を並べる構成などが考えられます。日付の空欄をなくすことより、各ページが何を見せるかを明確にするほうが、手元の写真に合う一冊に近づきます。
原写真と新しく加える写真を、役割で組み合わせる
昔の紙写真だけで一冊にしてもよいですし、今の写真を補足として加えることもできます。たとえば同じ建物の昔と今を並べる場合、昔の写真は当時の姿を伝え、今の写真は場所の変化を説明する役割になります。
新しい写真と古い写真の大きさや色を、必ず同じにそろえる必要はありません。古い写真を無理に拡大して比較しやすくするより、細部が読める大きさを保ち、説明で対応を示すほうが合うこともあります。どちらが昔の写真なのかを、紙面上で分かるようにします。
比較のために同じ場所を切り出す場合でも、元写真の周囲に意味がないかを見ます。建物の前に立つ人や、脇の看板が時代の説明になるなら、同じ画角へそろえることで失われる情報があります。似た構図にすることと、原写真の内容を残すことのどちらを優先するかを選びましょう。
また、紙写真の複写結果と、新しく撮った画像とでは、ページに置いたときの見え方が異なります。隣に置く写真との差が気になる場合は、強い補正を重ねる前に、ページを分ける、余白で区切る、説明の役割を変えるといった構成で調整できます。新しい本は、すべての写真を同じ状態へ戻すための物ではなく、手元に残る写真を読み直してまとめる物として考えます。
紙写真との照合を終えてから、最終の一冊を注文する
本文ができたら、紙の原写真、読み込んだ画像、ページに使った画像の三つを対応させて確認します。似た写真の選び違い、同じ画像の重複、上下の向き、台紙の説明の付け間違いを順に見ます。画面だけでは気づきにくい違いは、原写真へ戻ると判断しやすくなります。
写真の内容を確認した後は、本として見えにくくなる部分を点検します。大事な顔や手書き文字が裁断域に入っていないか、中央へ寄りすぎていないか、元の写真の縁を残すつもりが枠で隠れていないかを、仕上がり確認で見ましょう。表示は仕上がりの目安なので、端ぎりぎりに重要な情報を置く構成は避けて考えます。
紙写真の傷や退色を直した状態で受け取りたい場合は、画像化して配置するだけの注文で希望が満たせるかを見直します。元の台紙と同じ寸法、同じ色、同じ質感を完全に再現することも、この作り方の前提にはしません。見え方に納得できない写真があれば、配置を小さくするか、画像の準備へ戻る判断が必要です。
使う写真と説明がそろったら、ART-HCの公式商品ページから、選んだサイズ・ページ数・仕上げを確認して注文へ進めます。古い写真をどの大きさで、どんな言葉と一緒に見返したいか。その答えに合う紙面になっていることを確かめて、一冊を確定しましょう。