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同じ写真集を大きさ違いで作りたい。レイアウトを生かして大小2冊を注文するには

この記事の目次
  1. 同じ形の大小2冊ならART-HCのサイズ変更を検討する
  2. 写真を見せる大きさと、置ける外寸を分けて選ぶ
  3. 共有する内容を固めて、大小の版を別々に残す
  4. サイズ変更後は写真の拡大と切れ方を見る
  5. 小さい版は文字の読める大きさを優先して直す
  6. 表紙と背文字を、本文とは別に二版とも点検する
  7. 大小それぞれのデータと数量を照合して注文する

気に入った写真集のレイアウトができたので、自分には大きい一冊、渡す相手には少し小さい一冊を作りたい。写真選びやページの並べ方を最初からやり直さず、大きさを変えて注文できれば助かります。

同じ形のまま大小を作るなら、マイブックのART-HCをWindows版MyBookEditorで編集し、サイズ変更する方法が候補です。ただし、変更できることと、すべての写真や文字を確認せずそのまま注文できることは別です。

共通の内容を一度固めてから、サイズごとのデータを残し、それぞれを点検すると進めやすくなります。ここでは正方形の180Sと210Sを例に、レイアウトを生かして大小2冊を準備する際の判断をまとめます。

同じ形の大小2冊ならART-HCのサイズ変更を検討する

ART-HCは、硬い表紙で無線綴じの写真集です。PCへダウンロードするこだわり作成ソフトでは、写真と文字を編集して一冊にまとめられます。今回使うのはWindows版MyBookEditorのサイズ変更機能です。ART-HCの商品とPC作成の案内

公式ヘルプでは、「サイズ・ページ数の変更」から「商品詳細の変更」へ進み、別サイズへ変更する方法が説明されています。サイズを変更できるのは同じ形状の範囲です。正方形の本を別の大きさの正方形へ変える場合と、正方形を横長へ変える場合を同じに扱わないようにします。MyBookEditorのサイズ変更

たとえば、同じ写真の順番を保ち、一方を手元で大きく開いて見たい、もう一方を小さくまとめて渡したいなら、この方法を検討できます。一方は縦長、もう一方は横長という希望では、同じ形のサイズ変更だけで目的を満たせません。

二冊とも同じサイズでよければ、サイズ変更をする必要はありません。異なる大きさにする理由を先に決めておくと、二つのデータを作って点検する手間に見合うかを判断できます。小さい方にも同じように細部を見せたいのか、内容が伝わればよいのかによって、後の調整も変わります。

同じ商品名でも、ブラウザからのかんたん作成とPCへダウンロードする編集方法があります。サイズ変更の説明を使う場合は、今回のヘルプに対応するPC編集で準備を進めてください。

写真を見せる大きさと、置ける外寸を分けて選ぶ

ART-HCの180Sは本文180mm角、製品外寸186mm角です。210Sは本文210mm角、製品外寸216mm角です。写真を並べる紙面の大きさを考えるときは本文寸法、本棚や置く場所を考えるときは製品外寸を使います。ART-HCの寸法

本文の一辺を比べると、210÷180で約1.17倍です。同じ比率で写真を置いたと仮定すれば、210Sではその分大きく見せる紙面があります。ただし、この計算は寸法をイメージするための例です。ソフト内の写真や文字が必ず同じ倍率で、意図した状態へ変わることを保証する数字ではありません。

実際の大きさが想像しにくければ、180mm角と210mm角の紙を用意し、並べてみる方法があります。画面ではどちらも同じ幅に縮小表示されることがあるため、画面上の見た目だけで「ほとんど同じ」と考えないようにします。手元で開く距離や、置く場所も合わせて想像できます。

大きい本を選ぶ理由が、集合写真の一人ずつを見たいからなのか、一枚の風景を大きく眺めたいからなのかも整理します。小さい版で同じ情報が必要なら、主役の写真を少し大きな枠へ置き直す判断も出てきます。その場合は、写真の順番は同じでも、配置の細部まで完全に同じにする条件を緩める必要があります。

反対に、大小で配置を変えたくないことが最優先なら、小さい版でも読み取れる写真と文字の量に合わせて共通レイアウトを作ります。大きい版だけを見て詰め込みすぎないことが、二つの大きさを両立させる準備になります。

共有する内容を固めて、大小の版を別々に残す

サイズを分ける前に、使う写真、ページの順番、見出しや説明文の内容を一冊分にまとめます。内容が決まらないうちに二版へ分けると、写真を一枚差し替えるたびに、両方を直したか確認する必要が出てきます。

共通にする項目と、サイズに応じて変えてよい項目を分けておくと整理できます。たとえば、写真と場面の順序は共通、説明文の内容も共通にしつつ、小さい版では改行や文字の大きさを調整する、という考え方です。文章自体を短くしてよいかは、二冊をどこまで同じ内容として作りたいかで決めます。

元の編集データは残し、変更後も大小を区別できる名前で保存します。「旅行記_180S」「旅行記_210S」のように、対象サイズを名前へ入れる案があります。これは管理しやすくするための提案で、ソフトが自動で二版を同期するという説明ではありません。

サイズ変更をしたあとに元のデータへ上書きしてしまうと、どちらが元の配置だったかを比較しにくくなります。変更前の内容と、変更後に調整した内容を別々に残し、今開いているファイルがどちらのサイズなのかを確かめながら進めます。

途中で写真の入れ替えが必要になったら、共通内容の変更か、その版だけの変更かを区別します。たとえば写っている人物の取り違えを直す変更なら、同じ写真を使う両方の版へ反映します。小さい版でだけ説明を短くする修正なら、もう一方を同じ長さへ直す必要があるかを判断します。二版を残す意味は、ファイル数を増やすことではなく、確認すべき違いを見失わないことです。

サイズ変更後は写真の拡大と切れ方を見る

公式ヘルプでは、サイズ変更後にすべてのページと背表紙の文字を確認するよう案内されています。大きくした場合は写真が粗く見えることがあるため、エラー一覧などの確認も必要です。サイズ変更後の注意事項

まず大きい版では、主役の写真を一枚ずつ見ます。全体を引いて眺めるだけでなく、顔や建物の細部など、その写真で見せたい部分を確認してください。小さい枠では目立ちにくかったぼやけや、もともとの画像の粗さが、大きい配置では気になる場合があります。

画像に問題を感じたら、元の大きな画像があるかを調べます。共有用に小さくした画像を使っていたなら、元画像へ差し替える方法が考えられます。ただし、元のピントが合っていない写真を、ファイルの寸法だけ大きくして鮮明に戻すことはできません。差し替える写真を選ぶか、配置する枠を小さくするかを検討します。

写真の端も確認します。サイズ変更後の枠で、人物の頭や足、見せたい建物の端が意図どおり残っているかを見ます。画面上で一枚が表示されていることだけで済ませず、写真の中で残したかった範囲を基準にします。

修正のために写真を拡大して切り取った場合は、その切り取った状態でもう一度確認します。変更直後に問題がなくても、後から主役を大きく見せる操作を加えたなら、最初の確認だけでは足りません。サイズ変更そのものと、変更後の調整を分けて点検しましょう。

写真が多いページは、主役だけでなく周囲の小さなカットも見ます。大きい版の一枚を差し替えたあと、小さい版には前の写真が残っていることも考えられるため、共通の写真一覧と照合しながら進めます。

小さい版は文字の読める大きさを優先して直す

小さい版では、説明文を読むときの大きさに注意します。編集画面を拡大すれば文字が見えていても、完成した小さい本で同じ大きさに見えるわけではありません。画面の表示倍率と、紙面で使う文字の大きさを分けて考えます。

先に長い説明文のあるページを選び、題名、写真の説明、短い注記をそれぞれ読んでみます。主役の写真だけがきれいに収まっていても、説明が窮屈なら、その版の目的に合うかを見直す場面です。すべてのページを直す前に、文字量の多い代表ページで調整の方向を決めると進めやすくなります。

文字を大きくした結果、文章の末尾が枠から出たり、一文字だけ次の行に残ったりしていないかも確認します。改行を変える、説明を短くする、写真の枠との配分を見直すなど、何を変えれば読みやすくなるかを選びます。

たとえば「この日は朝から港の周りを歩き、夕方に展望台へ向かった」という説明を、小さい版では「港を歩き、夕方は展望台へ」と短くする案があります。これは内容を圧縮する例です。写真を見るために必要な場面の情報を残せるかを考え、重要な説明まで一律に削らないようにします。

二冊の文章を一字一句同じにしたい場合は、短縮ではなく、配置や文字枠の調整で収まるかを見ます。それでも小さい版が読みにくいなら、選ぶサイズ自体を見直します。「同じ内容」と「完全に同じ配置」をどちらも必須にすると調整できる範囲が狭くなるため、譲れない条件をここで確かめます。

大きい版で直した見出しや説明がある場合も、小さい版へ同じ変更を反映したあと、収まりを読み直してください。内容の更新が済んだことと、版ごとの配置が整ったことは別の確認です。

表紙と背文字を、本文とは別に二版とも点検する

本文が整ったら、大小それぞれの表紙を開き、写真、題名、背文字を確認します。公式のサイズ変更案内でも、背表紙の文字は確認対象に含まれています。本文の一ページが整っているだけで、表紙側まで確認したことにはなりません。

背文字は、本の背の幅に余裕を持って収める必要があります。サイズ変更前の配置がそのまま最適とは考えず、文字が折り目へ近づきすぎていないかを見ます。表紙には巻き込まれる部分もあるため、残したい文字を端へ詰めすぎないようにします。表紙・背表紙の編集上の注意

大小で同じ題名を使う場合は、二版の表記が一致しているかを読みます。写真や文字を調整するときに片方だけ題名を変えたなら、変更が意図したものかを確認します。自分用・贈答用という管理名を付けていた場合、その管理用の言葉を表紙へ入れる必要があるかも別に考えてください。

表紙の印象を揃えたいなら、文字が同じ場所に見えるかだけでなく、写真に対する題名の比率や余白の取り方も比べます。完全な一致を求めるより、大小のそれぞれを開いたときに、同じ写真集として自然に見えるかを基準に調整できます。

大小それぞれのデータと数量を照合して注文する

注文では、サイズ名、最終データ、冊数を一組として確認します。180Sの確認を終えたあとに210Sを注文するなら、その画面で選んだファイルも210S用かを照合します。二冊欲しいという数量だけを入力して、同じサイズを二冊注文していないかに注意してください。

同じカートへまとめられるか、発送がどう扱われるかは、二つの編集データを用意できることとは別の条件です。大小の本を作れるという機能から、一括注文や同じ梱包までを推測せず、実際に表示される注文内容を確認します。

正方形同士で大小を作り、変更後の写真・文字・表紙をそれぞれ確認できるなら、ART-HCのPC編集から準備を進められます。共通の一冊を作ったあと、大小を別の完成品として点検するところまでを含めて、レイアウトを生かす方法を選びましょう。

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同じかたちの、別の選び方