フォトブック
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写真ジャケット付きの縦長の作品集を作りたい。大きく見せる写真と装丁の選び方

この記事の目次
趣味で撮りためた縦位置の写真を、少し大きな一冊にまとめたい。閉じたときにも写真が見える紙のジャケットを掛けて、市販の写真集のように手に取りたい。そんな希望には、Photobackの「GRAPH」が候補になります。
選ぶときは、大きさだけでなく、外側のジャケットと本文の写真をどうつなぐか、無線綴じの片ページで一枚を見せられるかを考えます。PCブラウザで作る場合を前提に、縦長の作品集としてまとまる写真と装丁の選び方を紹介します。
縦長の写真と紙ジャケットを揃えるなら、GRAPHが候補になる
GRAPHは幅186mm、高さ248mmのB5判変形サイズで、ジャケット付きのフォトブックです。製本はくるみ製本の無線綴じ。ページ数は48・72・96・120ページから選べます。GRAPHのサイズと製本仕様
縦位置の人物、建物、植物などを一枚ずつ見せたい場合は、縦長の片ページを使う構成を考えやすくなります。写真の外側に紙面を残すか、枠いっぱいに見せるかも含めて、一枚ごとの見せ方を決められます。選んだ写真の中に、縦に伸びる形を大切にしたいものが多いかを見てみましょう。
一方、横に広がる風景を見開き全体へ一体で見せることが最優先なら、縦長という条件だけでGRAPHを選ばないほうがよい場合があります。無線綴じの本であることを前提に、中央に大切な被写体をまたがせずに構成できるかが判断になります。
紙のジャケットが付くことも、表紙が硬いことや完全に平らに開くこととは別の条件です。本の外側へ写真の入った紙を巻いた装丁を望むのか、厚い表紙そのものへ写真を見せたいのかを分けて考えてください。GRAPHを候補にする理由は、縦長の紙面と写真入りジャケットの組合せが、自分の作品の見せ方に合うことです。
ジャケットは、本を閉じたときの写真として選ぶ
ジャケットの写真は、本文で一枚を見るときとは役割が異なります。閉じた本を見た人へ、どんな写真が入っているかを伝える入口です。本文の中で最も細かく見せたいカットより、一冊のテーマが読み取りやすいカットを候補にすると、外側と中身をつなげやすくなります。
たとえば街の建物を集めた作品集なら、窓の細部だけを表に出すか、通りに立つ建物の全体を見せるかで印象が変わります。窓の形が一冊の主題なら接写が合いますが、街全体の雰囲気を見せたいなら、少し広い場面のほうが入口の役割を持たせやすくなります。これは写真を選ぶための編集案です。
ジャケットは本に巻かれた状態で見られるため、平面の画像全体だけで判断しないことも大切です。表側で見せる部分と背側との境界を意識し、主役や題名が折れ曲がる部分へ寄り過ぎていないかを、選んだレイアウトの表示で確かめます。表の写真に余裕がない場合は、切り取りを調整するか、周囲に空間のある別の写真を使います。
Photobackは、くるみ製本のジャケットの背を、きっちり折るのではなく丸みを持たせて仕上げると説明しています。外側を一枚の平らなポスターとして見るのではなく、本の背を含む立体の形として捉える手がかりになります。Photobackの装丁へのこだわり
写真と題名の組合せは、どちらも目立たせようとする前に、読む場所が残っているかを見ます。細かい模様がある写真なら、文字が置かれる位置まで含めて候補を選び直します。写真だけを完成させてから長い題名を押し込むより、短い仮題を用意して写真と一緒に考える方法が向いています。
ここで選ぶのは、ジャケットを含めた一冊のフォトブックです。手持ちの本へ掛けるジャケットだけを注文したい場合や、折返し部分まで自由に入稿したい場合は、同じ商品で満たせると考えず、その条件に対応する注文方法を別に確認する必要があります。
縦位置の一枚は、片ページの中で見せる
縦長の写真を縦長の本に置いても、元画像の全域がそのまま入るとは限りません。本の縦横比と、写真の縦横比、実際に選ぶ写真枠の比率は分けて考えます。
形を比べる計算例として、GRAPHの外寸186対248を約分すると3対4です。元画像が幅2対高さ3の縦写真なら、同じ縦長でも画像のほうが細長い形です。仮にその写真を3対4の枠いっぱいへ合わせるなら、幅を満たしたときに高さの一部が枠の外へ出ます。これは比率の説明であり、GRAPHの全テンプレートの写真枠が外寸と同じ3対4だという意味ではありません。
全身の人物写真なら、頭上と足元の両方を残す必要があるかを先に決めます。建物なら屋根と地面の関係、花なら茎の伸び方までが作品の一部かもしれません。顔や花が大きく見えることだけで選ぶと、元の構図で大切にしていた空間が失われる場合があります。
全域を残したいときは、写真の周囲に紙面を残せるレイアウトを候補にします。大きさを優先するときは、切れてもよい範囲を決めてから枠を選びます。大判の本を選んだのだから全ページで写真を最大にしなければならない、ということはありません。作品ごとに残す範囲を守れるかが、枠を決める基準です。
本文の中央側にも目を向けます。無線綴じでは本の中央に綴じ部分があるので、片ページで写真を完結させる構成を基本にすると、見せたい顔や縦の線を中央から離して置きやすくなります。画像を動かした後は、外側の端だけでなく中央側にも必要なものが残っているかを見てください。
横位置の写真を混ぜるときは、役割を変える
縦写真が中心でも、場面を説明する横写真を入れたくなることがあります。横写真をすべて縦に切り取ると、もとの作品の意味が変わってしまうこともあります。その場合は、縦写真と同じ面積で競わせず、役割を変えて配置する方法を考えます。
たとえば植物の接写を並べる中へ、撮影した庭全体の横写真を入れるなら、一枚の細部を見せるページから、場所を説明するページへ切り替えられます。片ページの中に横長の写真を収め、周りに紙面を残す構成でも、その場面が何を補うか分かれば使う理由が生まれます。
左右に別々の写真を置く場合は、庭の全景と一輪の接写のように、二枚の関係を考えてみます。一枚を中央でつなげる必要はなく、見開いたときに場所と細部が対応していれば、視線を行き来させる構成になります。
逆に、長い建物の外観や横一列の並びを、途中で区切らず大きく見せたいなら、その希望は縦長の片ページとは合いにくくなります。横写真が一冊の中心になった段階で、横型やフラットな製本を選ぶほうが自然かを考え直します。最初にGRAPHを候補へ入れたことより、最後に見せたい写真の形を優先してください。
縦横が混じる場合は、まず全域を残す必要がある写真だけを拾い、その写真が収まるレイアウトを試すと判断しやすくなります。収まりやすい写真から大量に配置した後で、最も大切な横写真だけが入らないと気づく手戻りを減らせます。
紙とページ数は、作品の並びを決めてから選ぶ
本文用紙は、公式仕様ではやや黄味のある柔らかめの微塗工紙と案内されています。画面の白い背景と紙の見え方を同じものと考えず、紙を含む本の雰囲気が、自分の写真の見せ方に合うかを考える材料にします。GRAPHの本文用紙の案内
白い壁や淡い背景を多く使った写真では、写真の中の白と周りの紙の関係も意識しておきたいところです。これは色の再現結果を保証する話ではありません。余白を多く残すレイアウトを選ぶなら、写真だけを見たときと、紙面の中に置いたときで印象が変わることを踏まえて並びを考えます。
ページ数を選ぶ前には、作品をいくつかのまとまりへ分けます。建物の作品集なら、外観、窓や扉、室内の光という分け方が一例です。各まとまりの最初に何を見せ、最後にどの写真で区切るかを決めてから、選択できるページ数へ割り付けます。
扉のページや短い説明を入れるなら、その場所も予定に含めます。商品に表示される48・72・96・120というページ数を、そのまま写真の必要枚数に読み替えないようにしましょう。写真一枚を置く面も、言葉を置く面もあり、表紙の編集と本文の編集も分かれています。
不足したページを埋めるためだけに、似たカットを追加する必要はありません。二枚が違う形や光を見せているなら残す理由がありますが、どちらを選ぶか迷っただけなら、一枚に絞って別の場面へ進む方法もあります。ジャケットで予告したテーマに沿った写真が、無理のない流れで続くページ数を選ぶと、一冊の外側と内側が揃います。
PCでジャケットと本文を別々に点検する
PCでは、Photobackにログインして商品を選び、写真を追加し、表紙と本文を編集します。文字は用意された文字エリアへ入力し、写真と文章のレイアウトを選んで構成します。写真枠の大きさや、写真をページ端まで見せる設定、拡大とトリミングの操作は公式のPC作成案内で確認できます。パソコンからのつくり方
最初に試す写真は、縦横比の違いが大きいもの、残したいものが端にあるもの、ジャケットの候補にしたものです。ここで収まりが決まれば、ほかの写真にも使える配置の考え方ができます。難しい写真を後回しにして、完成直前に全体のレイアウトを変える状況を避けやすくなります。
本文を配置したら、一枚ごとの枠と、見開きの関係を分けて確認します。片ページでは写真の切れや文字の収まりを見て、見開きでは左右の写真が同じ場面を補うのか、場面の切替えを作るのかを見ます。写真の並べ替え後は、以前は離れていた似たカットが隣り合っていないかも確かめます。
ジャケットは、表の写真と題名が一緒に見える状態で確認し、その後に本文の最初を見ます。表側に出した写真が街全体を予告しているのに、本文が細部ばかりなら、外観の写真を本文にも残すか、ジャケットの候補を細部の写真へ替えるかを選べます。
この確認は、すべてを同じ写真や色に統一するためではありません。外側を見て抱く期待と、開いた後の写真がつながっているかを見るためです。本文を直したらジャケットも、ジャケットを変えたら本文の入口も見るという往復が、写真入りの外装を選ぶ意味につながります。
装丁と写真の見え方を揃えて注文へ進む
注文へ進む前に、GRAPHの縦長サイズ、紙ジャケット、無線綴じが、完成した写真の構成に合っているかを照合します。縦写真の片ページを中心にできたか、横写真の全域を残す希望は満たせたか、閉じた本の表側でも主役と題名が読み取れるかを確認します。
写真の配置を直した場合は、その写真だけでなく隣の写真との関係まで見ます。ページ数を変えた場合は、章の区切りや終わりの写真が意図した場所にあるかを見直します。写真を追加したことが、そのまま作品集を豊かにしたとは限らないため、一冊のテーマに必要かを最後に判断します。
作品を保存し、プレビューで確認してからカートへ進み、冊数などの注文内容を照合します。公式案内ではカート内の作品は編集できず、直す場合はカートから取り消してマイページで再編集する手順になっています。注文する作品が、最後に確認した内容と一致していることを確かめてください。保存・確認から注文へ進む手順
縦長の一枚をゆっくり見せる本文と、一冊のテーマを伝える写真ジャケット。その両方を選びたいなら、Photoback GRAPHの商品ページから仕様とPCでの作成経路を確認できます。外側の写真を選ぶところから、作品を一冊の本へまとめてみてください。