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本棚で写真集を見分けたい。背表紙にタイトルを入れて注文するには

この記事の目次
  1. 背文字を指定できるPC編集のART-HCを候補にする
  2. 棚で見分けるために、各巻で違う情報を先に決める
  3. 長い表題は表紙と背表紙で役割を分ける
  4. 文字を入れる前に、本の形と本文量を決める
  5. 背文字を挿入し、上下と左右に余裕を残す
  6. シリーズは同じルールで、一冊ごとの違いも校正する
  7. 背文字で識別できると確かめてから注文する

旅行や日々の写真を本にして並べるなら、棚から一冊ずつ抜き出さなくても、どの写真集か分かるようにしたい。表紙の写真は気に入っていても、背が同じ色で文字もなければ、目当ての一冊を探しにくくなります。

背表紙に自分で決めた題名を入れて注文したい場合は、マイブックのART-HCを、Windows版MyBookEditorで編集する方法が候補です。背文字を入力できるので、本棚で見分けるための短い名前を付けられます。

先に決めたいのは、表紙に使うおしゃれな題名よりも、並べたときに各巻を区別できる情報です。その情報を短くまとめ、注文する本の背幅に収まるかを確かめてから仕上げましょう。

背文字を指定できるPC編集のART-HCを候補にする

ART-HCは硬い表紙のフォトブックで、製本は無線綴じです。商品ページにはスマホからの作成とPCのこだわり作成ソフトの案内がありますが、ここで使うのはWindows版のMyBookEditorです。ART-HCの商品と編集方法

Windows版の公式FAQでは、文字パレットにある「背文字を挿入」を選び、テキストボックスへ文字を入力する方法が案内されています。表紙に題名を配置するだけで済ませず、背文字として指定する場所を使うのがポイントです。MyBookEditorの背表紙タイトルに関するFAQ

たとえば、表紙には旅先の写真を大きく見せ、題名は写真の雰囲気に合わせて置きたい場合でも、棚で見える背には識別用の名前が必要です。表紙を開いて見るときと、閉じて並べるときでは、文字に任せたい役割が違います。

この方法は、文字を入れた表紙・背表紙のデータを編集して注文するものです。金属的な輝きのある箔押しを指定する話とは分けて考えてください。背文字が入ることだけで、希望する加工まで選べるとは判断できません。

スマホだけで仕上げたい場合も、Windows版の手順をそのまま使う前提にはできません。今回の方法で進めるなら、まずPCの編集入口を選び、本文を作り込む前に背文字の入力場所を確認しておくと、最後になって目的の編集方法と違うと気付くのを避けやすくなります。

棚で見分けるために、各巻で違う情報を先に決める

背へ入れる候補を書き出すときは、今回の一冊だけでなく、隣に置く予定の本も思い浮かべます。三冊とも「旅の記録」だけなら、シリーズであることは伝わっても、どこへ出かけた巻かは分かりません。

旅先ごとに本を作るなら地名、一年ごとに作るなら年、同じ旅を分冊するなら前編・後編など、その本だけを指す情報を残します。たとえば「旅の記録 京都」「旅の記録 金沢」のように、共通名と違いを分けて考える方法があります。これは名前の付け方の例で、文字数がそのまま入るという意味ではありません。

どの情報が必要かは、自分が本を探す場面で決められます。「海へ行ったときの本を見たい」と探すなら場所や行事が手がかりになります。「前に作った巻の続きを出したい」なら、巻番号が役立ちます。普段使わない長い正式名称より、自分がその写真を思い出す言葉の方が選びやすいこともあります。

同じ場所を何度も訪れる予定があるなら、場所だけでは次の巻と重なります。今は一冊でも、同じ題材を増やしたい場合は、場所に年や季節を添えるなど、区別を足す位置を決めておきます。反対に、一度きりの作品集なら、使う予定のない巻番号まで付ける必要はありません。

まずは候補を紙やメモに並べ、表紙の写真を見なくても選び分けられるかを試してみてください。似た名前が続くなら、この段階で違いを明確にします。編集画面で文字を小さくする前に、名前そのものを整える確認です。

長い表題は表紙と背表紙で役割を分ける

表紙に置きたい題名が長くても、背へ同じ文章をすべて入れる必要があるかは別に考えられます。表紙では旅の雰囲気を伝え、背ではどの巻かを簡潔に示す、と役割を分ける方法です。

たとえば表紙を「春の京都、路地を歩いて見つけた風景」とするなら、背は「京都の路地 春」のように絞る案があります。ただし、短くする過程で、別の巻と区別する言葉を落とさないことが大切です。季節ごとに京都の本を作るなら「京都の路地」だけでは足りないかもしれません。

省略した題名を使う場合は、表紙と背の対応が自然かも読みます。表紙は京都なのに背には以前の編集データの「金沢」が残っている、といった取り違えは、文字の見た目だけを眺めていると見落としやすい部分です。文字を置く確認とは別に、意味が同じ一冊を指しているかを確かめます。

前編・後編のある本では、共通する名前を残したうえで、区別する言葉を必ず付けます。「前」「後」だけにしても自分には分かるか、しばらくしてから読んでも迷わないかを考えましょう。長い説明を削ることと、必要な識別を削ることを分けると、短縮後の名前を選びやすくなります。

背幅に収めるために、最初から極端に小さい文字を前提にするより、短い候補を複数用意する方が調整できます。詳細を表紙に残せるなら、背で全部を説明しようとせず、探すために必要な言葉へ絞ってみてください。

文字を入れる前に、本の形と本文量を決める

背文字を仕上げる前に、写真集そのもののサイズとページ数を決めます。PCのこだわり作成ソフトで作るART-HCは、本文10〜100ページ、10ページ単位の構成です。必要な写真と文章を配置し、どの内容までを一冊へ入れるかを先に固めます。ART-HCの仕様

背を目立たせるためだけに、内容のないページを増やす必要はありません。一冊として残したい内容が先にあり、その仕様の背へ必要な言葉が入るかを確認する順序にします。背のために本文を引き延ばすと、写真を見るときのまとまりが崩れることもあります。

棚へ置く大きさを考えるなら、本文の寸法と製品の外寸も分けて見ます。たとえば180Sは本文が180mm角、製品外寸は186mm角です。「180」という名前だけで、棚に収まる外側の大きさまで180mmと考えないようにします。

ここで確かめる棚の寸法は、本を置けるかという確認です。背文字が読みやすいかは、別に判断する必要があります。本自体が棚へ入っても、タイトルが長すぎれば、識別のための文字をうまく配置できないことがあります。

本文を編集したあとにページ数やサイズを変えた場合は、背文字も最終仕様で見直します。以前の設定で文字が収まっていたことを、そのまま新しい設定の確認にしないでください。本文が固まってから背の配置を詰めると、確認し直す対象が明確になります。

背文字を挿入し、上下と左右に余裕を残す

用意した短い題名を、Windows版MyBookEditorの文字パレットから背文字として入れます。入力後は、文字が存在しているかだけでなく、背の範囲に対してどう置かれているかを見ます。

公式の編集上の注意では、背表紙の文字は背幅に余裕を持って収めるよう案内されています。幅いっぱいに配置すると、仕上がりで表紙や裏表紙側へはみ出す場合があるためです。背表紙を含む編集時の注意事項

まず左右の端が折り目に近すぎないかを見て、そのうえで題名の始まりと終わりにも余裕があるかを確認します。画面上の細い範囲へ文字を詰め込むことより、必要な識別情報を余裕のある配置で残せることを優先します。

収まりが悪いときは、文字の大きさだけを変え続けず、先ほど用意した短い題名へ戻る方法があります。共通のシリーズ名を短くする、表紙で説明できる副題を背から外すなど、何を残すかを選び直します。巻を区別する言葉まで消してしまうと、今回の目的を満たせません。

背景と文字の組み合わせも見ます。背に写真や模様がある場合は、文字そのものを読めるかを確認してください。画像の印象だけで選んだ配色では、短い題名でも見つけにくい場合があります。特定の色なら必ず読めると考えず、自分のデータで文字を追えるかを見ます。

画面で確認しても、実際の製本で位置が完全に一致すると保証されるわけではありません。端にぴったり合わせるデザインを前提にせず、公式の注意に沿って余裕を残したデータを用意します。

シリーズは同じルールで、一冊ごとの違いも校正する

複数の写真集をシリーズとして並べるなら、共通部分の書き方を揃えます。全巻に同じシリーズ名を入れるのか、地名だけにするのか、巻の情報をどの順で並べるのかを決めると、新しい巻の題名を作るときにも迷いにくくなります。

揃えるのは、必ずしも文字をすべて同じ長さにすることではありません。短い地名と長い地名を無理に同じ文字数へ変えるより、共通名の書き方や識別情報の順番を合わせる方が意味を保てます。略称にする場合も、ほかの巻と混同しないかを優先します。

既に持っている本と読み方向を揃えたいなら、実際に棚へ立てる向きを見ながら、どちらを上にして読む形がよいかを考えます。編集画面だけの印象で決めず、既存の本を隣へ置いたときの向きをメモしておく方法があります。同じメーカーの商品だから自動で好みの並びになるとは限りません。

データを複製して次の巻を作るときは、共通部分の統一と、変える部分の更新を分けて読みます。共通名が揃っていても、地名や年が前の巻のままなら取り違えます。表紙、背文字、本文の最初の写真を照らし合わせると、どの一冊かを確認できます。

最後は題名だけを声に出すつもりで、一文字ずつ読み直します。似た漢字や数字、前後編の区別は、デザイン全体を見る確認では流してしまいやすい部分です。配置を変えたあとにも文言を読み、文字の欠けや消し忘れがないかを確かめましょう。

背文字で識別できると確かめてから注文する

注文へ進む前に、ART-HCの最終サイズ・ページ数で背文字を確認し、表紙と本文が同じ巻の内容になっているかを照合します。題名を入れた古い版ではなく、写真や文章を仕上げた最終データが注文対象になっていることも見てください。

長い題名の全文掲載が必須で、短くすることも文字を小さくすることも受け入れられないなら、今の本の仕様で無理に進める必要はありません。本の形や題名の役割を選び直す段階です。箔押しのような別の加工が必須の場合も、背文字入力の対応だけで注文を決めないようにします。

短い名前で各巻を見分けられ、背幅にも余裕を持って配置できるなら、マイブックのART-HCをWindows版の編集経路から検討できます。表紙は写真集の雰囲気を伝える場所、背は棚で目当ての一冊を探す場所として、それぞれに必要な文字を用意して注文しましょう。

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