フォトブック
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写真を薄く敷いたページに文章を載せたい。透明度を調整できる写真集を注文するには

この記事の目次
写真の横へ説明を添えるだけでなく、その場の風景をページに淡く残し、上へ文章を重ねたい。旅で考えたことや、写真に写っていない会話を、景色の雰囲気と一緒に読んでもらいたい。そんな一冊は、写真全体の透明度と文字の配置を調整できる編集方法から選びます。
Windowsのパソコンを使えて、硬い表紙の本として残したいなら、マイブックのART-HCが候補です。Windows版MyBookEditorには画像の「透明度」を調整する機能があります。写真を薄くすることだけで完成とせず、文章を置く場所と下地の色を一緒に決めると、希望するページを作れるか判断しやすくなります。
写真を淡い下地にするなら、WindowsのART-HCを候補にする
ART-HCは、ハードカバー・無線綴じのフォトブックです。パソコン用ソフトを使う「こだわり作成」で、写真と文字を配置して注文できます。ここで扱う透明度の操作はWindows版MyBookEditorのもので、スマートフォンのブラウザなどへ同じ操作を当てはめず、作成入口もWindows用を選びます。ART-HCの公式仕様
透明度を調整すると、写真の下にある色や図柄が見える表現を作れます。白い下地の上で写真を薄く見せ、そこへ暗い文字を重ねる構図が一つの候補です。風景の形を淡く残しながら文章を主に読ませたいときに、試す意味のある編集機能になります。
これは印刷するページの見た目を作る操作です。写真集の紙が透明になるわけでも、ページをめくった向こう側の写真を透かして見る仕上げでもありません。完成するのは、画像と文字を合成した紙面が印刷された本です。半透明の紙を使う装丁が希望なら、画像の透明度とは別の商品条件になります。
また、人物だけを残して周囲を消す切り抜きとも異なります。写真の景色を背景として残したい場合は、消す場所を細かく選ぶより、写真全体の見え方を調整します。何を写した写真かが淡く分かり、その上の文章を追える状態を目指す作り方です。
先に文章を置きたい範囲を決める
背景用の写真を大きく置いてから文章を押し込むと、文字を小さくしたり、不自然な改行を増やしたりしがちです。先に、実際に載せたい文章を一段落用意します。見出しだけなのか、数行の思い出なのか、長く読ませる場面なのかで、必要な場所が変わります。
たとえば木立の写真を背景にして、散歩で立ち止まったときの短い話を載せるとします。写真に木の枝が細かく交差している部分と、空や道が広く写る部分があれば、まず線の少ない場所へ文章を置く案を試します。同じ一枚でも、文字が重なる範囲を変えることで、薄くする量の考え方が変わります。
背景の写真を選ぶときは、写真だけを見て気に入ったかに加え、文章の置き場があるかを見ます。短い見出しなら収まる場所があっても、長い段落を置くと枝や建物の線へかかるかもしれません。試す文章を本番の内容に近づけておけば、文字を増やしたあとで背景写真を選び直す事態を減らせます。
文章の改行も、意味のまとまりから決めます。木の幹を避けるためだけに短い行を増やすと、話の流れが追いにくくなる場合があります。文章を普通に読める形で置き、それから背景写真の位置を調整する順序なら、写真の形に言葉を合わせすぎずに済みます。
一枚の写真がページの隅々まで同じように背景へ向くとは限りません。中央には細かな枝があっても、端には空が広く残っていることがあります。背景として使いたいのが木立全体の形なのか、その場所の淡い色合いなのかも考えると、文章を置くためにどこまで写真の位置を動かせるかが決まります。
透明度と下地の色を組み合わせて調整する
MyBookEditor5のオンラインヘルプでは、画像を選択し、「画像効果」から「透明度」を開いて加工する手順が案内されています。画像を透過したり、グラデーションを付けたりでき、詳細設定からより細かい効果を調整できます。
ページ全体を淡い写真の下地にしたいなら、まず一枚の画像と単純な下地で見え方を確かめます。白い下地に写真を重ねた場合と、色付きの下地に重ねた場合では、透けて見えるものが違います。同じ写真で透明度の設定を変えなくても、下地を変えると印象が変わるため、二つを別々に完成させないようにします。
白い下地は、写真を白へ近づけながら文章との関係を考える出発点になります。色付きの下地を使いたい場合は、その色が写真の色と重なった状態で判断します。写真だけを薄くした見本を見て決めるより、印刷したい下地と文章を同じ画面に置いて確認するほうが、最終形を考えやすくなります。
透明度をどの程度にすれば読みやすいかは、写真の明暗や細かさ、文字色、文章量によって変わります。すべてのページへ同じ数値を入れれば整うとは考えず、一段落が自然に読めるかを基準にします。写真の形が残っているかと、文字を追う妨げがないかを交互に見ると、何を優先して直すべきかが分かります。
グラデーションを使う場合も、効果が目立つかだけで決めません。文章の始まりは読みやすくても、後半の行へ進むほど写真が濃く見えて読みにくくなることがあります。一定の濃さにしたいのか、場所によって変化を付けたいのかを選び、実際に文章がかかる範囲を通して確認します。
透明度の横のチェックを外すと、その効果は適用されません。背景の写真が思ったより強く見えるときは、別の色補正を足す前に、対象の写真で透明度の効果が有効かを確かめます。どの画像へ何を適用しているかを一枚ずつ確認すると、下地色の問題と設定の見落としを切り分けられます。
写真を薄くしても、文字の置き場所は選び直す
MyBookEditor5では、文字は画像より最前面になります。画像が前へ出て文字そのものを隠す構成にはなりませんが、それだけで読みやすさが決まるわけではありません。文字の後ろに細かな枝や看板が残っていれば、前後関係が正しくても文章を追いにくいことがあります。
木立の写真で文字と枝が交差する場合は、透明度をさらに変える前に、文章の位置を少しずらしてみます。写真の空いた部分へ動かすだけで解決するなら、景色を必要以上に薄くせずに済みます。文章を動かしたことで、今度は本の端や中央へ寄りすぎていないかも見ます。
文字色も背景との組み合わせで選びます。淡い白寄りの面には暗い文字を試せますが、同じ段落の途中で背景の明るさが変わる場合は、一部だけ読みにくくなっていないかを確認します。文字の色を頻繁に変えて対応する前に、その段落全体を置く場所が合っているかを考えると、紙面を整理しやすくなります。
人物の顔や看板の文字が写る写真は、背景にしたあとも意味が残ります。顔の真上に長い文章を重ねると、人物を見たい気持ちと文章を読みたい気持ちが競合することがあります。場面の中心が人物なら、そこは普通の写真として見せ、背景には別の風景を使う案も検討します。
文章が長くなったときは、文字を小さくして元の場所へ収めることだけを考えず、段落を分けるか、文章を置く面積を広げるかを選びます。背景写真に載せた短文と、詳しく読ませたい文章を別のページへ分ける方法もあります。どちらを選ぶ場合も、読んでもらいたい内容を最後まで読めるかが判断の基準です。
写真が消えすぎるときは、役割を分ける
文章を読みやすくしようと写真を薄くしていくと、その場所らしさまで見えなくなることがあります。何が写っているか分からなくなったら、透明度の調整を続ける前に、背景へその写真を使う理由に戻ります。写真の内容を残したいのか、ページへ色や雰囲気を添えたいのかで、次の選択が変わります。
木立の形を残したかったのに、枝も幹もほとんど分からなくなったなら、同じ場面の中で線の少ない写真を探す案があります。文章の場所を確保しやすい写真へ替えられれば、薄くする量を抑えながら景色の手がかりを残せます。最初に選んだ一枚を使い続けることを必須にしない考え方です。
一方、人物の表情や作品の色をきちんと見せたい写真は、淡い背景にする役割と合わない場合があります。大切な写真は別の場所へ通常の見え方で置き、文章の背景には空、道、水面などを写した別の写真を試す方法があります。これは素材を増やすためではなく、詳しく見る写真と、文章を支える写真の役割を分けるためです。
背景へ使える写真が見つからなければ、その文章は無地の面へ置く案も残します。ページの一部だけ写真を背景にする、見出しのあるページだけ淡い写真を使う、といった構成なら、すべての文章を写真へ重ねなくても一冊の雰囲気を揃えられます。読みやすさを保つために使う場面を選ぶことも、透明度を生かす方法です。
背景を替えたあとには、文章の内容との関係も確かめます。木立の中で立ち止まった話なのに、別の場所の海の写真へ替えると、読んだ人が場面を取り違えるかもしれません。配置しやすさだけで採用せず、その写真が文章をどう補うかまで見て決めます。
本の大きさで読み直し、ページの配分を決める
ART-HCの210Sは、本文が210×210mm、表紙が216×216mmです。正方形の本を希望するなら、文章を置く面積は本文の寸法を基準に考えます。表紙の外寸を使って文章量を見積もると、ページへ収める段階で余裕を見誤る場合があります。
本文と同じ大きさの紙を手元に置くと、一ページの大きさをつかむ助けになります。画面で大きく拡大して読めていても、手に取る本の大きさで同じように見えるとは限りません。紙で寸法を確かめる方法は印刷結果の再現ではありませんが、長い段落をどの程度の面積へ置きたいか考える材料になります。
見出しだけのページでは、言葉が一度で読めるかと、背景の写真がどの程度残るかを見ます。長い文章のページでは、行の途中で写真の細部に視線を取られないか、段落の終わりまで自然に追えるかを確認します。見出しでうまくいった設定を長文へそのまま使わず、文章の役割に応じて見直します。
ART-HCは無線綴じです。見開きの中央へ文章をまたがせたり、肝心の一文を中央ぎりぎりへ寄せたりせず、ページ内で読める位置を候補にします。背景の写真が見開きとしてつながって見えることと、文章が無理なく読めることは、別々に確かめたい条件です。
パソコンのこだわり作成では、10~100ページを10ページ単位で選べます。実際の一段落を入れたページができてから、同じように文章を載せたい場面がいくつあるかを数えます。写真の枚数だけでページ数を決めるより、読む場面と眺める場面の配分から考えると、背景付きの文章を詰め込みすぎずに済みます。
薄くする効果と文章を照合して、注文へ進む
こだわり作成の公式手順では、パソコン用の編集ソフトをダウンロードし、白紙または対応するテンプレートから本の仕様を選んで作成します。写真をまとめたフォルダから配置し、文字を加えながら途中のデータも保存しておきます。
注文前には、背景に使った画像をページごとに確認します。透明度の効果が有効か、下地が予定した色か、別の写真に効果を付けていないかを見ます。画像効果の「効果の取り消し」はすべての画像効果を取り消す操作なので、透明度だけを外したい場合は、その項目のチェックを扱います。
次に文章を通して読みます。写真の差し替え後も話の場所が合っているか、改行で言葉が分かりにくくなっていないか、背景を薄くしたあとに文字色だけが以前のまま残っていないかを確認します。修正した文字だけでなく、背景を含めた一段落として読むことが必要です。
最後はページ全体を眺め、文章を読ませる意図と写真を残す意図が両立しているかを見ます。読めるようにした結果、背景が必要なくなったと感じたページは、そのまま無地にする選択もできます。淡い写真を残す効果があるページを選び、使う箇所を決めてから注文データを固めます。
編集ソフトからデータをアップロードしたら、マイページで対象のファイルを選んで注文へ進みます。ユーザー登録・ログインが必要です。修正はパソコンの編集ソフトで行い、改めてアップロードしたものを選びます。試し配置のデータと完成したデータがある場合は、注文対象が最後に確認した版であることを照合します。
写真の透明度、下地、文章の位置が希望に合ったら、ART-HCの仕様と作成入口で本の大きさと仕上げを確認して進めてください。文章を読むための場所を先に用意し、その内容に合う景色を淡く残すことで、言葉と写真を一緒にたどれる一冊を作れます。