写真プリント

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L判写真の仕上げで迷ったら。オリジナル・スタンダード・FUJICOLORを選ぶには

この記事の目次
  1. 一般仕上げは、色の好みと印刷方式で候補を絞る
  2. 昔のオリジナルと、いま選ぶオリジナルを区別する
  3. 比較見本は、自分が残したい部分を決めてから見る
  4. 写真の組で優先順位が違うときは、主役から決める
  5. 好みが決まらなければ、同じ写真で試す
  6. 仕上げの名前だけでは満たせない希望を分ける
  7. 決めた仕上げを、PC注文の最初に選ぶ
  8. 参考資料

しまうまプリントでL判の写真を頼みたいけれど、オリジナル、スタンダード、FUJICOLORのどれを選べばよいか迷う。そんなときは、まず印刷方式に希望があるかを決め、そのうえで写真のどの部分を気に入って残したいかを考えると、候補を絞れます。

くっきりした鮮やかさにひかれるならオリジナルの見本から、銀塩プリントを選びたいならスタンダードとFUJICOLORの見本から比べてみましょう。商品名だけで一律に順位をつけず、自分が注文する写真に合う見方をするのがポイントです。

ここでは、一枚ずつのL判写真をパソコンのブラウザから注文し、自宅で受け取る場合を考えます。公式の仕様と比較見本を手がかりに選ぶ方法であり、実物を取り寄せて画質を評価したレビューではありません。

一般仕上げは、色の好みと印刷方式で候補を絞る

しまうまの写真プリントのサイズ・仕様(資料1)では、一般仕上げの3種類に次の違いが示されています。いずれもL判に対応しているため、今回は写真の大きさを変えずに候補を比べられます。

  • オリジナル:インクジェットプリント。公式では、くっきり鮮やかな色合いとして紹介されています。
  • スタンダード:銀塩プリント。公式の説明は、自然な色合いです。
  • FUJICOLOR:銀塩プリント。公式では、深みのある自然な色合いと案内されています。

この説明から分かるのは、印刷方式と、メーカーが示す色の方向性です。「自然だからすべての写真で好みに合う」「鮮やかだから人物には使えない」とまでは決まりません。同じ写真を見ても、明るい印象を残したい人と、落ち着いた雰囲気を残したい人では選び方が変わります。

銀塩であること自体に希望があるなら、スタンダードとFUJICOLORを候補にします。方式にはこだわらず、色の印象で決めたいなら、オリジナルも含めて見本を見ます。名前の「スタンダード」を、全員にとっての正解という意味で受け取る必要はありません。

最初から細かな違いをすべて判断しようとせず、「方式で絞るのか、色の好みで絞るのか」を先に決めてください。これだけでも、見比べる対象と理由を整理できます。

昔のオリジナルと、いま選ぶオリジナルを区別する

以前しまうまで注文したことがある人は、同じように見える名前に注意します。公式仕様では、スタンダードに「旧しまうまオリジナルプリント」、FUJICOLORに「旧FUJICOLOR高級プリント」という対応が示されています。いまのオリジナルは、新商品として別に掲載されています。仕上げの名称と方式を確認する(資料1

たとえば、手元の写真を「しまうまオリジナルプリント」で作り、その雰囲気が気に入っていたとします。その記憶だけで現在のオリジナルを選ぶと、以前の名称に対応する商品とは違う候補を見ていることになります。まずスタンダードとの名称対応を確かめてから、今回も同じ方向で選ぶかを考えましょう。

過去の比較記事を読む場合も、写真プリントについて書かれたものか、どの名称の商品同士を比べているかを見ます。フォトブックにも仕上げを表す名前があるため、「スタンダードの感想」という言葉だけでは、今回頼むL判写真の話か分かりません。

以前と同じ呼び名を探すことと、今回の写真に合う商品を選ぶことは、順番に行うと整理できます。過去の商品との対応を押さえた後は、現行の見本で候補を比べます。古い感想にある色の評価を、そのまま別の仕上げへ移して考えないようにしてください。

比較見本は、自分が残したい部分を決めてから見る

公式仕様ページには、人物・風景・動物の比較見本があります。ここで試したいのは、自分の写真に近い被写体を選び、同じ場所へ視線を移しながら見比べる方法です。以下は、好みを言葉にするための見方の例です。

人物を残したいなら、まず顔を見ます。頬や額がどのように見えると好ましいか、明るい服と顔の組み合わせが自分の残したい印象に近いかを考えます。背景の花が鮮やかに見えても、いちばん見せたい顔の雰囲気が好みから外れるなら、その違いを優先して判断して構いません。

風景では、空だけでなく、緑や建物と一緒に見ます。青さが目を引く一枚にしたいのか、曇った日の穏やかな雰囲気を残したいのかによって、歓迎する見え方は変わります。「色が強い方」という一つの基準で決めず、写真の中で何を主役にしたいかを添えて選んでみましょう。

動物の写真なら、毛並みと周囲の組み合わせを見ます。毛の部分だけを拡大して眺めるだけでなく、顔や体が背景の中でどう見えるか、写真全体として気に入るかを確認します。これは特定の仕上げが毛を細かく再現するという評価ではなく、比べる場所を固定するための提案です。

見本を見たら、「こちらがきれい」だけで終わらず、「顔の印象を優先したい」「背景の色を楽しみたい」など、選んだ理由を短くメモしておくと役立ちます。商品名を覚えるより、その理由を持って自分の写真へ戻る方が、注文する組にも当てはめやすくなります。

画面の見本だけで、手元に届く写真の色や紙の感じまで確定したとは考えません。見本は候補を絞る手がかりとして使い、実際に使う写真で気になる点が残ったら、少量で試す判断につなげます。

写真の組で優先順位が違うときは、主役から決める

旅行の写真をまとめて注文するとしても、人物が中心の組と、景色を集めた組では、残したい部分が違います。見本の中で気に入った一枚だけを基準にする前に、今回注文する写真を並べて、どんな写真が中心かを確かめましょう。

家族が写った写真を見返すための組なら、まず人物の印象を優先する考え方があります。集合写真、顔が大きく写った写真、背景にも人がいる写真など、今回の組を代表するものを見ます。青空の一枚が目立つ仕上げでも、それだけを理由に家族写真の全部を決める必要はありません。

反対に、旅先の海や街並みを眺めたい組なら、色の組み合わせや場面の雰囲気を優先できます。その場合も、晴れた昼の写真だけでなく、夕方や室内など、見え方が気になる場面を含めて考えます。例外的に暗い一枚だけを基準にすると、ほかの写真で何を求めていたかを見失いやすくなります。

迷ったときは、希望を「こう見えたらうれしい」と「ここが変わると困る」に分けてみてください。花の色が目を引くとうれしいが、人物の印象が自分の好みから離れるのは困る、というように書くと、両方の希望がぶつかったときの優先順位を決められます。

同じ組を全部一種類でそろえることに納得できれば、その候補で進めます。一部の写真だけ別の候補を試したいなら、手元で対象を分けておきます。この段階では、注文画面で写真ごとに異なる仕上げを混在できると見込まず、選んだ種類ごとに注文内容を確認するつもりで準備しましょう。

好みが決まらなければ、同じ写真で試す

見本を見ても二つの候補が残るなら、自分の写真を少量ずつ試す方法があります。試す目的は、全種類に順位をつけることではなく、今回の写真をどちらの条件で頼みたいかを決めることです。

写真は、主役の表情が気になる一枚、背景の色を見たい一枚、暗い部分の見え方が気になる一枚などから選びます。三種類の元画像を、二種類の仕上げで各一枚ずつ試すなら、3×2で合計6枚です。これは試し方の例であり、その組み合わせを一つの注文にまとめられることや、専用の比較セットがあることを意味しません。

同じ元画像を使い、どちらもL判にそろえます。一方だけ別の編集版を送ったり、大きく切り抜いたりすると、何の違いを見ているかが曖昧になります。比較用のファイルを決めたら、途中で片方だけ明るさや色を直さず、その版を両候補へ使うのがおすすめです。

補正の設定も合わせます。公式のPC注文方法(資料2)では、色補正のON・OFFとトリミングを選ぶ手順が案内されています。同じ写真の一方を補正あり、もう一方を補正なしにした結果を、仕上げだけの差として受け取らないようにします。どちらの補正設定が自分の画像に合うかという判断と、種類を比べるために条件をそろえる作業は、分けて考えましょう。

届いたら、元画像ごとに二つの候補を並べ、普段写真を見る場所で見比べます。まず通常の距離で写真全体を眺め、その後に、試す前に決めた顔や背景の部分を見ます。手に持つ写真として気に入るか、アルバムへ入れて見たい印象かも考えると、拡大した細部だけで結論を決めずに済みます。

結果は「人物の写真はこの候補が好み」「背景を楽しむ組はこちら」など、自分の注文に使える形で残します。どちらでも納得できたなら、違いを無理に探し続けず、今回そろえたい種類を選ぶ判断もできます。試す分の支払内容と、あとで残りを頼む場合の送料などは、それぞれの注文に表示される条件で見積もってください。

仕上げの名前だけでは満たせない希望を分ける

「見本の雰囲気が好み」という判断で足りる場合と、別の条件も必要な場合があります。自分で細かく色を調整した写真を送るなら、仕上げ選択だけでなく、追加の自動補正をかけるかも確認対象です。補正を外す指定をしたことから、画面の色と紙の色が完全に一致するところまで期待しないようにします。

写真ごとに人の手で色味を整えてほしい場合は、一般3種類の中だけで探し続けず、公式が別に案内する「プロ仕上げ」の内容を確認します。公式仕様では、プロの手による色味の調整として紹介されています。一般仕上げの名称を選ぶことと、人による調整を依頼することは、注文したい内容が異なります。その他の仕上げを含む商品仕様(資料1

また、写真の裏側も白くそろえたい、裏の情報を使いたいといった希望が必須なら、写真面の好みだけで確定する前に裏面仕様を照合します。表の見本で選んだ候補が、渡し方や整理方法まで満たすかは、別に確かめる必要があります。

このような条件がなければ、細かな機能をすべて比較する必要はありません。今回のL判写真で残したい色の印象に戻り、一般仕上げの候補を決めます。仕上げ名に期待をまとめすぎず、何を頼みたいのかを一つずつ明確にすると選びやすくなります。

決めた仕上げを、PC注文の最初に選ぶ

候補が決まったら、PCの注文入口でその種類を選びます。公式の注文手順では、最初に写真の種類を決め、次にサイズを選ぶ流れです。写真の種類は編集途中で変更できないと案内されているため、写真を並べてから最後に仕上げを考えるより、先に決めておく方が手順に合います。パソコンからの注文手順(資料2

選んだ理由も手元に残しておきましょう。「銀塩の二種類を比べ、人物の印象でこちらにした」のか、「方式にはこだわらず、鮮やかな方向を候補にした」のかが分かれば、名前が似ていても選択を照合できます。試した写真と同じ条件で残りを頼む場合は、試作に使った種類と設定を見ながら進めます。

サイズはL判、画像は今回確定したファイルを選び、補正や印刷範囲、各写真の枚数を確認します。試した後に画像を編集し直していれば、届いた見本と同じファイルではない点を踏まえて見返してください。最後に受取先と、選んだ内容に対する支払総額・配送条件を確認します。

仕上げを選ぶ理由が決まれば、注文の最初に何を指定するかも明確になります。しまうま写真プリントの仕様と比較見本で候補を確かめ、残したい写真の印象に合うL判の注文へ進んでください。

参考資料

  1. 写真プリントのサイズ・仕様
  2. PC注文方法
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同じかたちの、別の選び方